4歳から始める中学受験

キッズデュオインターナショナル(Kids Duo International)に関連したあれこれはTwitter(@ganetter365)で呟いています。

中学受験について考える

皆様こんばんわ

 

今回は久しぶりに中学受験についてです。日頃考えていることをダラダラと書いているこのブログでなかなか話題にしない時点で全く考えていないように見えますが、タイトルに据えているだけあって割と真面目に考えています。

 

我が家において、中学校を性質や目的に応じて4つに分類しています。複数に該当する学校もありますが、結局現時点では視野に入るという点であまり気にしていません。

 

まず1つに「とにかく賢い」という分類です。受験界隈で上位に名を連ねるような、その界隈への入学が最終的に東大・京大と言ったトップクラスの大学への最短ルートとなるようなとにかく賢い人が集まる学校は、中学受験を志す誰もが一度は考える選択肢だと思います。

 

次に「受験を終わらせる」という分類です。様々な中学校がある中で、中学・高校・大学と全て内部進学で進むことが出来る大学は、中学受験が本人の最後の受験になる可能性があり、それを良しとする場合に受験の候補になると思います。

 

しかしこれには当然思うところがあり、例えば私の住む地域で通える範囲に青山学院に内部進学可能な小学校があります。中学からの編入が可能なのか知りませんが、中学・高校を私立に通った結果の最終学的がMARCHというのは、単にコストに見合っていないという点で我が家では不採用です。

 

じゃあどこなら見合うのかとなれば、もう早慶しかないという話になります。これらに内部進学できる中学というのは必然的に1つ目の「とにかく賢い」にも当てはまる気がします。

 

高校から、あるいは大学で早慶へ入ることの難易度よりも、中学から入ることの難易度が低いと考えるのであれば、最終学歴が同じで投じる労力が少ないということで割に合うと考えることが出来る気がします。当然、お金のことは無視した議論です。

 

3つ目は「国際路線」という選択肢です。KDIに通っている都合、どうしても中学も英語教育や国際色を推した学校が魅力的に見えてきます。英語や国際方面に特化した先に何があるのか私には分かりませんが、KDIで学んだことを生かすという点においては最善の選択にも見え、更に受験科目に英語があるとすれば、おそらくいない気もしますが英語を受験期まで全くやらずにきた子より優位に戦えそうです。

 

そして最後の4つ目が「その他」です。私の大学受験のように、滑って止まった先だったというのであればいざ知らず、特別進学先が良いわけでもなく、特に国際色豊かなわけでもなく、内部進学で大学に通じているわけでもない、何なのかよく分からない私立中学が多数存在します。

 

もちろんこういった中学に来る子も、受験戦争を戦った実績がある人のみであることは確かで、その点で公立中学よりも良いと考えることはできますが、あくまで滑りどまったときに考える比較であり、ここを目標に中学受験をする意味は全く見出せません。

 

 

と、上記をまとめると「賢い」「早慶」「国際」「その他」ということになりますが、「その他」を除く中学を目指さないのであれば受験させる必要はないというのが我が家の結論です。

 

頂上を目指しても負荷がかかり過ぎて子どもが耐えきれなければ意味はなく、早慶を目指して仮に合格しても内部進学という強い力で子どもの将来の選択肢を狭めたと捉えられる可能性もあり、国際色を売りにする学校で海外や異文化への興味を失ったらまるで意味がなくなるなど、いずれにしても上手くいかない場合は多々あると思います。

 

ですが取り組む年月の長さや子どもへの負担を考えると、据える目標に明確な根拠がないと言うのは話にならないので、小学3~4年の頃には子どもの言うことや雰囲気、性質なども考慮して、確固たる目標と、なぜそれを目指すのかという明確な根拠を掲げた上で取り組む必要がある気がしたのでした。