4歳から始める中学受験

キッズデュオインターナショナル(Kids Duo International)に関連したあれこれはTwitter(@ganetter365)で呟いています。

どんな子がKDI向きか

皆様こんばんわ

 

以前にKidsDuoInternationalに3年間通った感想を書きましたが、今回はそれを踏まえてどのような子がKDIに向いているかという話です。当たり前ですがあくまで個人の感想です。

 

1.真面目に話を聞く子

どんな教育施設においても大前提となることかも知れませんが、KDIも英語・知育だけではなく忍者ですらまずは先生の話を聞くところから始まるいわゆる「授業」の連続です。

 

自然の中で伸び伸びと、自由に自分の好きなことをする中で自然と何かを学ぼう、という方針の正反対を突き進むので、これが子ども本人もしくは両親の方針に合わない場合は全くおすすめしません。

 

コストに見合わないだけではなく、PKから通い始めてUKの後半頃に「遊び時間以外のKDI全部が楽しくない」なんて状態になっている子もいるようです。教育費を投じるのは基本的に早い方が良いと思っていますが、子どもに合わせたタイミングがあるようにも思います。

 

 

2.人と関わるのが好きな子

KDIの魅力の1つに「English teacherが各クラスにいる」というのがあると思います。そして先生側から子どもたちと積極的に交流・会話をしてくれているように見えます。ですが子どもの方は十人十色で個性は様々、黙ってしまう子、飛びついて抱っこしてもらう子、年齢・出身地・今住んでいる場所・家族構成等個人情報を聞きまくる子、などかなり大きな個人差があると思います。

 

この世の中、陽キャであることが損となる機会などほぼないと思いますが、KDIにおいてもそれは英語を話す機会という重要な部分に直結してしまいます。消極的な子であってもちゃんと授業を聞いていれば英語力は伸びるわけでダメというわけではありませんが、ただただ勿体ないなあという気になってしまいます。

 

 

3.イベントに積極的な子

夏祭りや運動会、音楽祭など大きなイベント類に関してはみんな楽しそうで積極的ではない子はいないように見えます。ここでのイベントとは「sight words」「readingチャレンジ」「忍者チャレンジ」など日常の授業の中で行われている参加が任意なイベントのことです。

 

授業参観に行くと教室に各種チャレンジ類の進捗がシールやスタンプで分かるようになっている表が張り出されていて、誰が頑張っている、誰が全く参加していない、という情報が一目瞭然です。競争心の強い長女はあらゆるチャレンジ類において誰と競っていて、どこまで進んで、今何位だとかいう話を良くしてくれていたので、楽しく向上心を持って取り組んでくれていることを嬉しく思っていました。

 

半年間縄跳びに挑戦する忍者チャレンジにおいては、年度末に学年全員が集まる場所で1~3位の子がメダルと賞状をもらってきました。「友達と競うように努力して頑張っていろんな飛び方が出来るようになった」→「その結果、皆の前で表彰された」という成功体験が自己肯定感を高めたであろうことは間違いなく、しかもそれは家庭で再現することは不可能です。

 

表彰まではされない各種英語に関するチャレンジも「頑張ったら褒められた」→「次のチャレンジも頑張る」のサイクルがグルグル回っているようです。最初からこのサイクルに取り込まれ楽しく学ぶには、とにかく何事にも積極的に取り組む姿勢が必要で、積極的な子にとってKDIはより一層楽しい園になる気がします。

 

 

4.やりたいことが無い子

KDIはその日やることが全部終わるのは16:30です。そこから最短で迎えに行っても14時頃帰ってくるような幼稚園に通う子より遥かに自由な時間がありません。何か特定の場所、物、事が好きでそれを毎日行きたい、やりたいと思う子にとって、KDIはストレスになりうると思います。

 

何かにこだわることもなく、特別何か好きな物事がない、というのは大人になってみれば無趣味でマイナスイメージに捉えられかねませんが、やりたいことが無い子こそKDI向きだと思います。

 

 

親・家庭のことを含めるともっと他にもありそうですが、とりあえず子どもに焦点を当てるとこんな感じな気がします。1~3はKDIに向くというよりあらゆる場面でそりゃその方がいいよね、という話になってしまいましたが、通ってみたものの子どもに合わなくてKDIが良い思い出にならなかった、となるような人が減ることを願っています。