4歳から始める中学受験

キッズデュオインターナショナル(Kids Duo International)に関連したあれこれはTwitter(@ganetter365)で呟いています。

小学生低学年向けの習い事について

皆様こんばんわ

 

先日、KDI卒園後の選択肢となるであろう、やる気スイッチグループ系列の各種ブランドについて説明会がありました。今回はその話を聞いて私が思ったことを簡単にまとめて行きたいと思います。後日youtubeでも見れるようになるとのことだったので、詳しくはそれを見て頂くのが早いかと思います。

 

まず初めにKDIで行っていた「知育・忍者・英語」の3つの柱に対して、それぞれの延長線上となるブランドがあり、

 

知育は「チャイルド・アイズ」「HALLO」

忍者は「忍者ナイン」

英語は「Kids Duo」「Kids Duo Advanced」「Winbe」

 

以上のようになります。

 

No.1「チャイルド・アイズ」

チャイルドアイズは中学受験を視野に入れた思考力、その思考を書き出して相手に伝える表現力、最後までやり切る力を養うことを主題としており、説明会では立方体を積み重ねて表面積を求める問題を例に、如何に思考力が中学受験に繋がるかを説明していました。

 

また、KDIでも同様に思考力を身に着ける知育の授業を行ってきたにも関わらず、卒園後に「とにかく計算問題をたくさんやる」という方針に切り替わってしまう家庭が多いことを嘆いておりました。具体的な言及はしていませんでしたが、あれはまず間違いなく公文のことを言っていたと思います。

 

説明全体を通しては納得する部分が多く、中学受験を目指すけれど小学生低学年のうちからSAPIXに放り込むのは気が引けるという人には良い選択肢であるように思いましたが、中学受験を語るのであれば小学生高学年以降はどういう方針なのか、という普通に考えれば誰でも気になりそうなことへの言及がなかったので、気になる人は各自お問い合わせが必要になる気がします。

 

 

No.2「HALLO」

HALLOはいわゆるプログラミング教室です。これまでプログラミング教室というものを全く検討してこなかったので、他のプログラミング教室と何が違うのかさっぱり分かりませんでしたが、恐らくプログラミングを通して論理的思考や問題解決力を身に着けようという方針はどこも一緒だと思います。

 

当たり前かも知れませんがプログラマー育成施設ではなく、あくまで中学受験を戦う上で必要となるであろうスキルアップを目指しているわけですが、私も妻も大学時代にプログラミングが必修科目に設定されていて嫌な思い出しかないので到底前向きにはなれません。

 

他のプログラミング教室との明確な差別化は伝わって来ませんでしたが、やる気スイッチグループが好きな方が選ぶとすればHALLOになるのかも知れません。

 

 

No.3「忍者ナイン」

KDIの忍者クラスでも様々な運動をしていますが、引き続き1つのスポーツに絞ることなく様々なスポーツに取り組み、最終的に最も適正があるであろう種目を見つけると言った方向性で、これをなんと定義していいのか分からないブランドでした。

 

その一芸で食っていくわけではないにせよ、いろんなスポーツを体験してその中で得意なスポーツを見つけ、将来的に趣味にしてくれたらいいなーとは誰もが思うところで、とりあえず他に通わせたい習い事が無い人には、子どもも勉強系の習い事よりは楽しく通ってくれそうで良いのではないでしょうか。

 

 

No.4「Kids Duo」

これが最もKDIの環境の延長となるであろう英語を主とした学童保育です。KDIと同様にネイティブのいる環境に長時間いることで自然と英語力の向上が期待できます、という説明するまでもない内容だった気がします。

 

説明会では実際にKids Duoに通っている女の子が登場してお話されていましたが、よくよく聞くとKids Duoに週2回、KDAに週1回通っているとのことで、それはKids Duoのロールモデルとして紹介していいのか?という疑問が。

 

今回の6ブランドの中でこのKids Duoだけはよく調べましたが、問題はそのコストです。もちろん普通の学童よりネイティブがいる環境の方が良いに決まっています。ですが、KDIとは異なって学年が混ざっていたり、決して英語教育に力を入れていた幼稚園を経てきたわけではない子も混在する中で、コストに見合っているのかが分かりません。

 

ご検討の場合は資料請求を行うと、通常時の預かり時間及び料金の他、夏休み期間にどういう形態になるのか説明が書かれていますが、フルタイム共働きでは送迎問題と料金問題どちらもネックになりうるハードルの高さをしています。

 

 

No.5「Kids Duo Advanced」

説明が全て英語で日本語字幕を追うのに大変でした。英語で様々なテーマでディスカッションをしたり、テキストを使って英語を学んでいくのがこのKDAです。幼少期に身に着けた「流暢さ」は1年何もしなければ失われる、ということで、それすなわち6年間通い続けることに意味があるよ、という意図を感じて、英語力向上をメインテーマとする人には良い気がしました。

 

一方で帰国子女向けであったり、英検2~3級相当の英語力を入会の条件としているような同様の英語教室は他にもあり、「少人数でネイティブとディスカッション」というどこでもあるスタイルで差別化はどこなのかイマイチ分かりませんでしたが、これもやはりやる気スイッチグループを信頼しての選択になるのかも知れません。

 

 

No.6「Winbe」

この辺になるともう聞くのに疲れてきておりイマイチ記憶に残っていませんが、フォニックスや単語、フレーズも教えてくれる英会話教室と言った感じです。何故か教材にはサンリオの教材が使われているということです。

 

KDAは英語教室、WinBeは英会話教室、と言った感じで、ごりごりにやりたいならKDA、英語エンジョイ勢はWinBe、のような雰囲気を感じました。あくまで個人の感想です。

 

 

全体を通して私が思うことは、「何を目標としているのか」がイマイチだった気がします。しかしそもそも習い事はそういうものかも知れません。ヤマハ音楽教室に通って、各家庭で到達目標はあれどヤマハ音楽教室側が明確にいつまでに何を、と目標設定をしてくれるわけではないでしょう。

 

ですが中学受験を視野に入れている場合、何かを目標とはしていないけれど小学校6年間楽しく習い事に通ってそれでOK♪というわけにはいきません。今回は小学生低学年向けの、という説明会だったので、「低学年のうちはこういう内容、こういう方針で。高学年ではこれこれこうで、最終的にこういう力を身に着けることを目指している」と長期目線での方針を語ってくれた方が選びやすい気がします。

 

 

以上!