4歳から始める中学受験

キッズデュオインターナショナル(Kids Duo International)に関連したあれこれはTwitter(@ganetter365)で呟いています。

結局KDI卒園後は英語教室に通うという話

皆様こんばんわ

 

以前書いた通り、KDIを卒園した長女は英語関連の習い事はせずに自宅学習に励んでいるのが現状です。小学校+学童という2つ新たな環境に身を置くこととなり、変化によるストレスの多いGW明けくらいまでは極力ゆるくやっていきたいと思っています。

 

とは言っても各種期日はいろいろと迫ってきているのが現実で、そのうちの1つが体操です。小学3年生半ば頃には体操を打ち切る予定なので、とりあえずの目標としているバク転習得まで2年くらいしか時間がありません。

 

そこで現在通っているセントラル以外にもう1つ体操教室に通って週2回としてサクッと目標達成としたいということで、セントラルとは全く雰囲気の違う体操教室の体験レッスンを先日受けてきました。

 

セントラルの指導はかなりマニュアル化されていて、体操が本職の人ではなくともそれに従って指導すれば生徒の技術力向上が可能という方向性なので、必ずしも教えている人は体操が得意というわけではありません。一方、新たに検討していた体操教室は体操が出来る人が教えていました。

 

しかし体験を終えた長女の感想は「もう行きたくない」というものでした。それに至った要因はいろいろとあると察しますが、一番の理由は「その場の雰囲気」なんだと思います。セントラルには年中の終わり頃から通っているので、いつもの空間、見慣れたコーチ、仲の良い友達が揃っていて、今更それを差し置いて通いたい体操教室などあるはずがありません。

 

そもそもセントラルの指導方針を問題視しているわけではなく、むしろ大手ゆえの蓄積されたノウハウによって作られたであろう指導要領は信頼しています。ですが週1回通っているだけでバク転習得が間に合わないようにも思います。セントラルでの体操を週2回にする選択肢も考えましたが、結局バク転習得に向けては他の方法を考えることにしました。

 

 

 

今更ながら子どもが楽しく通える習い事が如何に貴重であるかを学んだ気がします。これまでKDIは別にしても体操、水泳、オンラインでベネッセのアートのクラスを受けてきましたが、親から持ち掛けたものを全て楽しく積極的に取り組んでくれていたので、それが当たり前のように思っている節がありました。

 

また長女に合う習い事とは何か、というのも見えてきた気がします。漠然としたイメージで言語化が難しいですが、大人数でがやがやワイワイしている雰囲気よりアットホーム寄りが好みで、コーチもノリ良くはつらつと元気よくというよりは、真面目な人が好きな傾向です。

 

最初は嫌がったとしても強引に数か月通えば慣れて楽しめるようになる可能性も大いにありましたが、諸々のリスクとリワードが見合ってないような気がしたので、本人の現在の意思を尊重しました。

 

 

そんな長女が4月になって受けた体験レッスンのもう1つが英語です。遡ること約1か月前、有志により開催されたKDIの謝恩会に、PKで1年間長女のクラスを担当してその後KDIを辞めたEnglish Teacherも来てくれていました。当然、今何してる?という話になりますが、それが家から10分くらいの距離にある英語教室にいるとのことでした。

 

長女に「その先生のEnglish Class行ってみる?」と聞くと乗り気だったので参加したところ楽しかったようで、宿題を受け取っていたこともあってか当然のようにまた翌週も行くつもりでした。体験レッスンは一応2回受けられることになっていて、次回通ったときの反応次第ではありますが、今後週1回通うことになりそうです。

 

この英語教室の内容は「最大10人まで」「1回2時間」「全て英語で様々なテーマをディスカッション形式」などかなり一般的な内容ですが、前述の通り「子どもが行きたいと言っている」という習い事の貴重さを痛感しているので私としては迷うことなく、今後もよろしくお願いしますと言ったところです。

 

 

ですがここで、以前IBSへ通うことを目指したときの考え方と矛盾が生じるのではないかという問題があります。具体的には「小学3年以降に辞めるのであれば通う意味があるのか」ということです。(簡略化のために新たに通う英語教室を「BD」とします)

 

IBSは「小学3年生までに一定のレベルに達して中学受験を乗り切る」方針であり、BDは「中学生まで通い続けることが前提」としており、方向性が逆行しているように見えます。ですが、「途中で英語を辞めたら何も残らない」という根本的な考え方は一致していて、それに対して「辞めても残るように何とかする」のがIBSで、「何ともならないので辞めるべきではない」とするのがBDです。

 

IBSが「小学3年以降は中学受験に全振りするべき」と主張している一方、BDは「週1回2時間通うことだけは何とか維持して中学受験を頑張って」と言っています。そして我が家では前者の中学受験全振り路線を選択したわけです。

 

じゃあなぜBDに通うのか。まず「何も残らなくても良い」というのが1つです。BDとしては小学6年まで、なんならそれ以降も英語学習に終わりは無いと主張していますが、長女が楽しいと思えるのであれば、小学3年生まで通い、そして辞めて、BDで学んだことが中学生以降に何も残っていなくても、楽しかったのだからそれで良いと。そう思っています。授業料はKDIより遥かに安く、家から近く送迎の負担も少なく、平日開催でも親の勤務調整で何とかなることも要因の1つです。

 

次に「負担で無いのであれば通い続けても良いのではないか」と思い始めたというのもあります。中学受験に全振りする中で本人が楽しんでいて辞めたくないというのであれば、かつそれが中学受験を大きく阻害ほど時間を要するものでないのであれば、それが息抜きのような意味合いを持って必ずしも中学受験に対してマイナスの影響を及ぼすとは言い切れないのではないか、と。

 

なら体操も、なら水泳も、と言う話になりますが、体操はスキル維持のために毎日家でやってもらい、水泳も定期的に泳ぎに行けば良いと考えているので、「息抜きとしての習い事は不要」と思っていましたが、「英語教室でコミュニケーションを取ること」が好きだと言われたら、通い続ける以外選択肢がないように思います。

 

 

BDに通う一方で、IBSの方針に習った家庭学習も予定通り継続します。KDI卒園後に家庭学習のみで英語力維持を目指した結果どうなったか、という結果と過程はブログの題材としては良さそうだと思っていましたが、紆余曲折を経て結局、多くの人が行き着くであろう英語教室に通うことになってしまいますが、現状我が家においてはこれが最善の選択ということになりました。ありとあらゆることが予定通りに進まないのが子育て。