4歳から始める中学受験

キッズデュオインターナショナル(Kids Duo International)に関連したあれこれはTwitter(@ganetter365)で呟いています。

KDI卒園後の英語教育について

皆様こんばんわ

 

これまで散々長きに渡り考えてきたKDI卒業後の英語力維持について、我が家では「早稲田アカデミーIBS」(以後IBS)に通うことを目指していました。ですが、IBS担当者からの情報を全て信じるとすれば、入塾の倍率は20倍にも達しており、結果としては一次試験に落ちて通うことは叶いませんでした。

 

そこで我が家の選択は「英語関連の習い事には通わない」という極論に至りました。これに至った経緯は非常に長く、思いつくままに書くとめちゃくちゃなことになりそうなので、とりあえずまずは何故IBSへの入塾を目指していたのか、という話から始めます。

 

STEP1「中学受験をするorしない」

まず初めに中学受験をしないのであれば、小学生の6年間、英語教室を選び放題で子どもに合わせて様々な選択肢があると思います。ネイティブがいる学童も良し、ネイティブとディスカッション形式の教室も良し、楽しくエンジョイイングリッシュも良しです。

 

ですが我が家においてはまずここで中学受験をすることにしました。することに決めただけでは特に何も起こらないと思うかも知れませんが、極端な思考に走りがちな我が家はこの中学受験への取り組み方次第でとてつもなく選択肢が狭まることになりました。

 

STEP2「もし英語をやっていなければ…と後悔するorしない」

STEP1のように好きに英語関連の習い事を続け、小学3年生以降に中学受験対策の塾に通い始めたとして、そのままいよいよ小学6年生となり試験本番を迎えたとします。縁起でもない話ですが、その結果「あと一歩のところで目標に届かなかった」とします。この時、もし英語に費やした時間を受験勉強に充てていれば、と後悔するでしょうか。

 

英語力の維持を最優先にして、その中で出来る限りの受験対策をやって受かったところで良しとする案も相当有力です。英語力が身についたままの状態で中学に入り、高校・大学受験に向かっていくわけなのでかなり有利に戦っていけそうな気がします。

 

ですが、もし前述の問に後悔してしまうと夫婦どちらかが思うのであれば、そしてその後悔は避けるべきだと考えるのであれば、小学3年生の夏頃にはもう英語教室に通うことが出来なくなります。

 

私たち夫婦は結局のところ「後悔するだろう」と考えました。子どものポテンシャルに対して極大の結果を目指すべきだろう、と。そしてここからこの「後悔するorしない」という判断基準が重要になっていきました。

 

STEP3「英語を諦めるor諦めない」

STEP1,2の結果から、小学3年生の夏以降は英語教室に通うことは出来なくなり、残された時間は小学1年生~3年生の夏までの2年半弱しかありません。当然、この短い時間しかないのにも関わらず、何かしらの英語教室に通うことに意味があるのか、という話になります。

 

「通わない」という選択が「何もしない」とイコールであるとすればそれは「英語を諦める」に直結します。KDIで過ごした3年間で随分と上達した英語力を手放すことになります。金銭的な後悔もあるかも知れませんが、単純にそのスキルを失うことが自体が勿体ないと誰もが思うでしょう。

 

ですが「通う」を選んだとしてもその後3年半の間、中学受験に傾倒するわけです。やる気スイッチグループ系列のチャイルド・アイズ担当者曰く、1年離れれば流暢さは失われる、という話でした。3年半も離れたとき、何が残っているでしょうか。全くのゼロとは言わずともKDIに3年間+小学1~2年の間の計5年間で身についたほとんどを失っていてもおかしくはないと思います。

 

つまるところ「通う」「通わない」どちらを選んでも、中学受験に全力を尽くす時点で「英語を諦める」を選んだことになってしまうように思えてしまいます。がしかし「通わず何もしない」を選ぶと英語力の維持と中学受験の両立に挑戦せずに諦めたことを将来後悔する可能性は非常に高いことから、後悔しない可能性に賭けるとすれば、3年半で英語力が失われない可能性を信じて「通う」を選ばなければいけないのが我が家の選択でした。

 

STEP4「最善を尽くせば後悔はない」

我が家が1つたりとも後悔せずに済むルートは「中学受験を経ても失われない英語力を小学3年生までに身に着ける」以外に残されていません。ですが、これが叶う可能性は誰の体感でも低いことは明らかだと思います。英語が全く出来ない私からするとより一層、そんな上手く行くと思えません。

 

ですが、「最善を尽くさなければ後悔する」と言うことは「最善を尽くせば後悔はしない」とも言えます。小学1~2年は「失われない英語力のために最善を尽くす」小学3~6年は「中学受験に最善を尽くす」これであれば結果がどうであれ、私たち夫婦は後悔しないだろうという結論になりました。

 

もちろん小学生も半ばになれば子ども自身にもいろいろと思うことがあるかも知れませんが、何を言い出すかわからないので、そうなればその時に考えるとして、今は夫婦としての最善の選択を考えます。

 

STEP5「失われない英語力のために最善を尽くす」

小学1~2年生における「失われない英語力のための最善な身の振り」とは一体何でしょうか。KDI卒園後にKids Duo学童保育へ通う人は多数いるかと思いますが、Kids Duoに通っているだけでそれが最善と言えるでしょうか。

 

そんな時に妻が見つけてきたのが冒頭の「早稲田アカデミーIBS」です。これを知ったがゆえに他の選択肢が「全力を尽くしたとは言えない」となってしまったとも言えます。

 

IBSに関する詳細についてはHPを見て資料請求をするのが一番良いので省略しますが、個人的にIBSの最も重要なところは「毎日1時間の英語学習をしろ」と言っている点です。

 

「小学1年生が毎日1時間の英語学習をする」これが如何にハードなことかは子育てをしている誰にでも分かると思います。ですが、IBSはそれを前提とした上で「中学受験」と「英語」は両立出来ると主張しています。大手学習塾の策略にまんまと乗せられて、と思うかも知れません。ですが他の英語教室においてこれ程厳しい課題を課してくるところは見当たりません。

 

仮にIBSよりも緩い英語教室に通った後に受験を経て何も残らなったとき、IBSが課すハードルに挑んでいればどうなっていただろうかと後悔する可能性がある一方、IBSに通って受験を経て何も残らなかったとすれば、それはもうどうすることも出来なかったのだ、と。つまり最善を尽くしたと言えると私たちは考えました。

 

以上のことから私たちは2024年3月から小学3年生までIBSに通い、そこから中学受験を目指そうという方針でした。ですが結果としては入塾そのものが出来なかったので、上記のことに挑戦することすら出来なくなったというわけです。

 

そこで私たちが次に選んだのはいわゆる「おうち英語」です。もちろん他の英語塾に通う可能性が無いわけではありませんが、私たちが掲げる目標に対してIBSに続いて最も効率的なのがこれであろうという結論に至った経緯は、上記の何故IBSを目指したのかよりも長くなりそうなので一旦ここまでにします。それではまた。