4歳から始める中学受験

キッズデュオインターナショナル(Kids Duo International)に関連したあれこれはTwitter(@ganetter365)で呟いています。

長女が5歳になり子育てに思うこと

皆様こんばんわ

 

今年の3月に長女が5歳になり、パパ歴6年目を迎えました。

 

今のところ、KDIにも毎日楽しく通園していて、英語学習の進捗的にも受けた英検は全て受かり、日常的な会話の中でも度々英語が使われています。またKDIが推す運動指導の面についても、体力測定でシャトルランで1番になったと報告してきたり、最近では逆上がりが出来るようになったりと私の子とは思えない運動神経をしており、長女の子育てという点において、現在のところ概ね順調だと言えそうです。

 

何か特段努力をしたり、意識高い目標を掲げたりはしてない我が家ですが、順調に成長を続ける長女を見て、最近子育てにおける重要な要素が何なのか、少し分かってきた気がします。

 

 

1つ目は睡眠が重要なのではないかという話です。

 

長女は日常の活動において非常に燃費が悪いと言えます。今思えば昔から基本的に「歩く」ということをせず、移動は常に走ってきました。今でも外では大体走っている気がしますが、それに加えて競争心が強く、何事にも全力で勝とうとするので見ているこっちが疲れます。

 

そんなわけで、KDIから帰ってくると燃料を使い果たしていることが多く、そこからは何をするにも明らかに効率が落ちます。そこで本人がいつも通りの高いテンションでやれる範囲、楽しく取り組める内容に留め、可能な限り早く寝ることに努めてきました。

 

周囲の友達の話を聞いた限りでは、遅いと22~23時頃に寝ている子もいるようですが、我が家はそんな夜遅くまで耐えられません。平日は20時頃、休日は18時頃にはもうすべての活動を休止し寝る準備をします。

 

KDIから帰ってくるのが18時30分頃、寝る準備を始めるのが20時頃。私が危惧するのは、そのわずか90分間の間に勉強を詰め込むと、長女の感覚として家では勉強しかしていないという認識になってしまうことです。

 

そう思わせない、感じさせないため、夕食中と風呂の中でクラスキャプテンが誰だったか、誰が休みだったか、アウトドアプレイでは何をやったのか等、いつも通りの内容を聞いた後、各友達に関する近況や、ボールドヘアなイングリッシュティーチャーの頭を撫でた感想や担任の先生の帰宅時間、バスの先生の誕生日や年齢等、長女が日中に貯めこんできたネタを洗いざらい聞き、プリント類を速やかに終わらせた後、とにかく全力で遊びます。

 

長女の遊びに必要なのは、とにかく身体を動かすことと、勝つことです。なのでとりあえず倒立をしてみたり肩車をしてみたり風船でバレーボールをしたり、ある程度息が切れるまで遊んだ後、カルタ、神経衰弱、UNOで遊びます。

 

最近麻雀を教えて楽しそうにやっていますが、1回の勝敗が決まるまでに時間がかかってしまうので、最も手軽なのはUNOです。1on1かつ初期手札を3枚にすることで、決着まで数十秒しかかからず、10分もあれば長女が十分に満足する勝ち星が積み重ねられます。

 

そして英検対策等、KDI帰宅後にやるとあくびが止まらない課題については、可能な限り朝起きてからやる努力をしてきました。ただでさえ忙しい朝にそんな時間を作るのは親も大変ですが、本人の集中力が段違いであることは確実です。なんなら普段KDIから帰宅後は一切勉強せず、全て朝に持っていきたいくらいです。

 

そんなこんなで夕食に30分、風呂に20分、机に向かって20分、遊んで20分、帰宅後の活動時間が90分しかなくとも何とかなっています。もちろん学習効率が悪くても睡眠時間を削って何かに取り組んだ方が良いという説もあります。小学受験を目指す子どもたちは多くがそうやっていると思います。

 

しかし受験をしない長女は無理する必要はなく、家にいる時間のほとんどを寝るだけで十分な成果が出ていることから、睡眠がいかに重要であるか、古くより常に言われてきたであろうことを今更ながら実感しています。

 

子どもが早く寝るので親の自由な時間も増えます。この自由な時間を満喫するためにも、子どもの帰宅後から就寝まで私も全力で子どもに付き合います。

 

 

次に2つ目は子の性質をよく考えて生活スタイルを合わせることです。

 

1つ目の睡眠も、長時間必要としない子もいるでしょうし、日中を低燃費で過ごすことが出来て、家でも課題に問題なく取り組むことが出来る子もいると思います。世間に出回る情報を鵜呑みにしてあれをやるべきこれをするべき、一般的な情報を子に当てはめるのではなく、子どもがこうだからこうするべきなのではないかと常に考えることが重要な気がします。

 

現に長男は長女より遥かに低燃費で日中を過ごすことができ、長女と共に身体を動かすことが好きですが、同じくらいトミカ等で一人遊びをすることも好きです。子どもたちは同じ部屋で寝ていて生活サイクルを共にしているので、長男に全部を合わせることは難しいのが実際のところですが、勉強への取り組み方や、遊び方等、可能な限り長男に合わせて最も楽しく過ごせるよう努める必要があると思います。

 

 

そして3つ目に夫婦の方向性が一致していることです。

 

再三に渡って私が主張していることですが、今回の睡眠時間をどう取り扱うか、子どもに合わせた生活スタイルとは何か、を考えるだけなら一人でも出来ます。しかし実行するには当然ながら夫婦が同じ方向を向いていなくてはいけません。空いた時間に片方はプリントをやらせようとしている隣からもう片方がyoutubeを見ていいよと言い出したら話になりません。

 

夫婦共に納得した教育方針を2人で推し進めることは難しくはありませんが、仮に妻の子育て方針が正解だったとしても、夫がそれに共感せず協力しなければ、もはや子育てにおいて邪魔でしかありません。どんなに子どものためを考えたとしても、夫婦2人しかいないのにそれぞれがプラスマイナス逆方向に綱を引っ張っていて成果が出るとも思えません。

 

 

 

全体で見れば子育てにはお金がかかると言えますが、今思う子育てにおける重要な部分だけ見ればどれもお金がかからず出来ることで、もっと言えばお金では解決出来ない。幼少期の子どもの良き父親であるためには、我が家においては仕事ではなくコアタイム18-20時をいかに家にいるかが極めて重要だと言えます。