4歳から始める中学受験

キッズデュオインターナショナル(Kids Duo International)に関連したあれこれはTwitter(@ganetter365)で呟いています。

Kids Duo International卒園後の進路と中学受験①

皆様こんばんわ

 

Kids Duo International卒園後の進路は、KDIを検討している人にとっても、現在子どもがKDIに通っている人にとっても、最大の悩みの種です。

 

理由は単純に、"中途半端だから"だと思います。Internationalと言いつつ、"バイリンガル幼児園"としているため、通う子の大半が日本人夫婦の子であり、インターナショナルスクールの小学校へ進学を予定しているという話は身の回りで聞いたことがありません。

 

しかし、普通の公立小学校に通えば、英語力の維持が難しいのは誰もが思うところ。"幼児園"と言いつつ"幼稚園"ではなく"認可外保育園"であることも中途半端という話はさておき、(学費的に)普通の幼稚園or保育園ではなかったゆえに、小学校選択も普通で良いのか悩まされます。

 

地域により差はあるとは思いますが、結局のところ、私立小学校を受験する人が最も迷いなく進路を選んでいるように感じます。英語力が云々というよりも、私立小学校受験のためのKDIだと納得しているように見えます。KDI卒園後の王道進路は私立小学校受験であると言える気がしてきました。

 

 

そもそも子どもの学業というものにどこまで介入すべきなのでしょうか。

 

幼少期から大学受験までガチガチにやっていくご家庭もあるでしょうし、一切何も関らず自然のまま子に任せるご家庭もあるでしょう。


大前提として子育てに正解などないわけで、教育方針においても正解などないはずです。とにもかくにも現時点での最適解は夫婦の足並みが揃っているということ以外になく、将来子どもが幸せであれば何でも正解になりうると。

 

私たち夫婦の結論はKDI卒園後は公立小学校へ、そして中学受験を子どもにさせるということになりました。この平凡な結論に至るまで、本当にいろんなことを考え、話し合ったため、子どもから強い要望が無い限り覆ることはない気さえしています。

 

 

とんでもなく脱線になりますが、私には私より遥かに優秀な兄がおり、彼は中学生時代から、親が何も言わずとも勉強していた記憶があります。そんな兄はなぜそうなったかと考えると、中学校で出会った友人こそが全てだろうと思います。

 

それは単に賢いとか、面白いとかではなく、友人達の受験する高校が筑駒だったりアメリカの高校だったりしたわけです。普通の公立中学校でそういった類の人と出会い、今も年末に集まり年越し麻雀をする友人となる確率がどれ程かと言いたくもなりますが、実際そんな事があり、兄も友人と共に順調に学力を伸ばしていきました。

 

当然、このことから私が思うことは、中学校での交友関係の影響力は強いということです。いつだって1つの出会いから人生が大きく変わることはあると思いますが、中学校の重要度は極めて高いと。より良い出会いを求めて中学校へ行くための中学校受験には意味があるんじゃないか、と言うのが数ある理由のうちの一つです。

 

ではその中学校での出会いを求めて、よりレベルの高い小学校に入り、より高いレベルの中学校へ入れる確率を上げるべきなのではないか、という話になります。

 

確かに受験フィルターで極端に出来ない子は振り落とされることで平均レベルが上がることは間違いないと思います。しかし高いレベルの中学校への進学に対して有利になっているのかが疑問であったり、私立小学校の上位層と公立小学校の上位層では大差がない気がしてならず、また内部進学で進む中学校は、受験した末に進む中学校より良い出会いが待っているとも思えませんでした。登下校に要する時間、労力等込み込みで小学校受験まではしなくていいという結論に至りました。

 

ではそれ以降、高校受験はどうなのか。正直なところここから先はあまり考えていません。確かに中学生はまだ今後の人生を見据えた方針を立てる事ができるような年齢ではないでしょう。親が積極的に介入して、とりあえず良い高校へ行きなさいと推し進めるのも良いと思います。

 

ですがここから先は、子どもの意見を尊重することこそがその後の最終的な本人の幸せに直結する最適解な可能性が高く、親がどうのこうの考えても仕方がない気がします。

 

結局は出たとこ勝負ということですが、最低限、"子どもと一緒に真剣に将来の話が出来る関係であること"は必須に思えます。中学生の頃に父親と将来の夢について語ったことがある人が一体どれ程いるでしょうか。これが何より難しいかも知れません。

 

以上のことから、私たちは"子どもを公立小学校に通わせ、中学受験をそれなりに推し進め、なおかつ親子の関係は良好である"を目指すことになりました。